FIFAワールドカップが地に落ちる!? 出場国拡大案は日本にとって予選の意義を薄くする!!

   

私が小学生の頃、キャプテン翼が凄く流行っていました。

その物語の中でも日本がワールドカップに行くことは

大きな夢といった感じだったと記憶しています。

1998年、日本は初めてワールドカップに出場することが出来たわけですが、

この時にも枠が24から32枠に拡大になった恩恵があったことは間違いないです。

枠が増えることにより、出場できなかった国が出場できるようになる。

これは喜ばしいことなのかもしれません。

しかし、それが一気に8です。8!!

現在、アジアの出場枠は4.5とされています。

※0.5はプレーオフによって決定戦に勝ち抜いて得られる出場権です

FIFAは一体何を考えているのでしょうか

拡大案

今回の出場枠の拡大案について、その中身地域による振り分け

そして懸念について説明していきます。

拡大案の中身

2026年の大会から正式採用されるであろう拡大案の中身について記していきます。

現在の出場枠 32ヶ国

48ヵ国

現在 32ヶ国を4ヶ国ずつ8つのグループに分ける形式です。

3ヶ国ずつの16グループによるグループリーグを行う形に変更

現在 各グループ4ヶ国から上位2ヶ国が決勝トーナメント進出

各グループ3ヶ国から上位2ヶ国が決勝トーナメント進出

現在 決勝トーナメントは16ヶ国から進められる。

32ヶ国からになる

出場枠の振り分け

今年1月の出場枠の振り分け案

アフリカ 5→9
アジア 4.5→8
ヨーロッパ 13→16
北中米アメリカ 3.5→6
オセアニア 0.5→1
南米 4.5→6
32→46

+各大陸から1か国がプレーオフに回り、大会が開かれ2ヵ国が選出される。

計48ヵ国

訳:トーナメントに行くためのトーナメント?

FIFAは、2026年のワールドカップの最後の2つの枠を決める6ヵ国によるプレーオフを望んでいる

これによりワールドカップの前年にプレ大会として行われていた

コンフェデレーションズカップがなくなる見通し…

この大会は大陸王者同士の大会でもある。

※2017年5月9日、バーレンで行われるFIFAの理事会で承認される予定

何故バーレン!? ( ゚д゚)ポカーン

拡大案に対する懸念

拡大案にはいろいろな意見や懸念が上がっています。

代表的なものを上げてみました。

☆競技レベルとしての格差が広がる

例えばアジア勢の本大会の成績ですが…

前回ブラジル大会

0勝3分9敗

前々回南アフリカ大会

4勝2分8敗

その前のドイツ大会

1勝4分7分

酷い成績であることがわかると思います。

今のアジアの代表がこの成績なのにも関わらず

枠の増数が異常なのです。

たださえ勝てないアジアからさらそれよりも下の国が約4チーム増加して

ワールドカップを戦うのです。下手をすると大量得点で負ける可能性も否定できません。

アジアだけに限りませんが例として参考にしていただきたい。

☆グループに3チームだとガチンコでやらなくなる恐れ

+1チームが試合をしないためその後の日程により有利、不利が生まれる。

これはグループリーグによるバランスをとった振り分けのせいで起きる懸念です。

3ヶ国の中で1ヶ国は明らかな格下が入ると思われます。

そうなると上位2ヵ国は本気でプレーしない可能性が多々起きると考えられます。

そして、試合をしているときに1ヶ国は試合をしません。

現行では4ヵ国いますのでそうはならないのですが、これによりどうしても

日程的な有利・不利が生じてしまうことは否定できません。

この他にも

増えた16ヶ国がグループリーグでそのまま落ちる可能性が非常に高くなります。

それ以外にも、今まで16ヶ国に絞られてからトーナメント方式になっていたが

これが32ヶ国になり間違って強豪国が早々消えてしまうなんてことも起きるであろう。

まとめると

単純にワールドカップ自体がつまらなくなる

というのが大きな懸念であり多くの声です。

ワールドカップなんだから!もう少し、考えろよ!

レベルの低い大会なんて誰も観たくないんだよ!と私も言いたい。

ゴ━━━━(# ゚Д゚)━━━━ルァ!!

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FIFAの考え

沢山の懸念や反対意見があるわけですが、これは間違いなく決定される事項です。

FIFAの幹部、とくに現会長のインファンティーノ会長は何を考えているのでしょうか。

ジャンニ・インファンティーノ


去年(2016年)の2月にFIFAの会長になったジャンニ・インファンティーノだが、

スローガンとして「サッカーをFIFAに取り戻して」、サッカーを「世界中で」発展させる

ということを掲げていたようだ。

そして、主な公約は

  • FIFA組織の改革
  • 財政収支の透明化
  • 中堅、弱小国の協会への分配金をアップさせる
  • ワールドカップ参加国拡大(この時は40ヵ国と言っていた)

要はサッカーをもっとメジャーにしたいと表向きには言ってるのです。

やはり金儲け?

拡大案によりワールドカップの総収益は約20パーセント増えて約8,700億円になり、

利益は約850億円から約5,600億円になると言われています。

これはもう金と言われても仕方がない部分があります。

どんなにキレイごとをならべてもこんなにもFIFAにご利益があれば誰だって批判したくなります。

前会長のブラッター氏は汚職まみれで会長職から引きずりおろされました。

これにより新しくインファンティーノが選ばれたわけだが、

これではなんのための交代劇だったのかわからなくなったと言っていいわけです。


たしかにこの枠拡大のおかげで今まで出場出来そうで出来なかった国には朗報であろう。

日本の三浦和良ことカズ選手もこう言っています。

「昔は1ないし2枠でアジア代表を勝ち取るのは非常に難しかった。
しかし、今は4.5枠になった。出場枠を拡大することは
サッカーが普及していない国にもチャンスが与えられるし良いことだと思う」

しかし、これはワールドカップの質を落としてでも実行すべきことなのでしょうか。

本当の狙い

W杯全体の試合数は「64」から「80」に増えるため、

大会全体の収入は増えると言われています。

勿論それだけではなく、

FIFAはとにかく高いテレビ放映権料で儲けたいとみられております。

2014年のブラジル大会は合計2000億円の放映権料とされています。

日本はそのうち400億円を払ったと言われています。

今大会アジア最終予選の日本は第1戦のUAE戦で躓き暗雲が立ち込めたが、

今はなんとか立ち直りグループ1位になっている。

FIFAからするとお客様である日本に本大会に出場されないのは困るのです。

日本が本大会に出なければ、日本が高額な金額を支払い放映権料を得ることはなくなります。

FIFAにとってはこれだけの金額を支払ってくれる最大のカモを失うことは避けたいのです。

それは日本以外の出場国に日本と同等くらいに放映権料を支払う国がいないためです。

そしてFIFAが第二の日本と目論んでいるの中国です。

いまや経済大国としてGDPでも日本を追い抜き2位となり金を支払う力を秘めている中国に

FIFAは是非出場していただき放映権料を支払ってほしいことは間違いないのです。

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恩恵を受けるのは中国か?

中国の金

眠れる獅子と言われる中国だが、未だに眠ったままです。

今大会の最終予選もこの間、韓国相手に金星をあげたがその1勝のみだし。

2002年には初出場を決めたのだが、グループリーグ3連敗のまさにボロ負けであった。

しかし、出場枠8になることで中国にもギリギリ可能性が出てくる。

サッカーの市場においてヨーロッパは先進国だが、マーケットとしては飽和状態となりつつある。

新しい開拓の場としてアジアは欠かせないお客様なわけだが、

中国はまさに特大のお客様になる可能性を秘めています。

最近も金に物を言わせ大物選手を自国のリーグに呼び、

現在のJリーグでは考えられない状態を作り出しています。

かつて日本も似たような時代があったが、まさに中国に金がある今、

FIFAの格好のターゲットとなっているのは間違いない。

中国代表の未来

お粗末にもリーグや代表の強さはないが、FIFAがこの状態の中国をそのままにしておくはずはないだろう。

最大のお客様と考えているこの国には是非レベルアップしてもらわないといけないのだ。

今後、2026年までにFIFAが中国に働きかけた場合、ああこのことなのかなと思っていただけると思う。

ただし、この大会予選の頃の中国代表になると見られる選手達は世代別代表からみても

成績は乏しいもので現状より酷くなるという見解を国民は抱いてるようだ。


中国には是非強くなってもらいたいFIFAは、

簡単には強くなれない同国のジレンマにやきもきしているところかもしれない。

まとめ

2024年~25年、日本は余程のことがない限り、予選に落ちることはなくなるでしょう。

非常に複雑な気分です。

別に日本に出場してほしくないと思っているわけではありません。

ただ、やはり緊張感のない予選などイラナイと思っています。

出場すれば、

優勝候補と言われるフランスオランダでさえ出れなかった大会があったのです。

日本だって出れなくてもおかしくない予選を通るべきです。

しかし、それはもうなくなってしまう可能性が高くなってしまいました。

5月9日のFIFAの理事会の承認を境にまたこのようなニュースが世界を飛ぶと思います。

2026年のワールドカップは史上最低の大会になりそうで恐ろしいです。

サッカーファンからすると楽しみが一つ減ってしまうと言ってもいいかもしれません。

何もサッカーの大きい大会はワールドカップばかりではないが、

サッカーファンを落胆させた今回の案件は非常に残念でならない。

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