映画『夏目友人帳〜うつせみに結ぶ〜』の感想とネタバレ、これはもう1回観たいぞ!!

      2018/10/03

劇場版『夏目友人帳〜うつせみに結ぶ〜』、公開日に観てきました。

いや~レイトショーで観たのですが、結構混んでました。

これも『夏目』が持っている大きな人気だなと感じてます。

今回も前回の劇場版『響-HIBIKI-』に続いてネタバレなしの感想とありの感想で進めたいと思います。

『夏目』好きだけど映画はどんな感じ?

と思っているかたの参考になれば幸いです。

それではどうぞ↓

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劇場版『夏目友人帳〜うつせみに結ぶ〜』のネタバレなし感想

ネタバレなしの感想

僕のこの映画の率直な評価はこちら↓

★★★★★★☆☆☆(10点中7.5点)

中途半端で申し訳ないです。

ただ上映中、後ろの席の人が膝で僕の席に圧力をかけてきたのでなかなか集中できませんでした。

僕は僕でそんな行為に得意の小心者を発揮し、かつ周りを白けさせてはいけないという思いで注意すら出来ずという感じ。

しかもその人やや風邪気味で何度も咳き込んでました・・・

狭いからと言って前の席に力を加えるのはやめてね!

これがなければもう少し評価を高くしてたと思います。

映画の内容とは関係ないことで申し訳ないです。

んで、肝心の感想ですが『夏目』ファンならあれをダメと言う人は少ないと思います。

もし初めて『夏目』に触れるのがこの作品ならばファンになっちゃうレベルかと。

話の構成もうまい!

最初は得意の夏目は幼い頃から妖(あやかし)が見えてってくだりから名を返すところを紹介。

そして、その時に祖母レイコとその妖の記憶を垣間見るってところを知らないひとでもわかるように説明が入る。

しかもこの部分も映画の大事な話に入っていくのにスムーズにつながるように作られている。

つまり、記憶の中の話が現代につながるみたいな感じでね。

あと、ちょっとしたサイドストーリーがちりばめられているけどそれがバラバラではなく全て今回の夏目に密接につながっていることも面白さを引き出していました。


アニプレックス「劇場版 夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~」ロングトレーラーより

あとはこの映画にあるコピー、

優しく、哀しい、嘘をついた

がピッタリはまっていくストーリーになっています。

最後はUruが歌う「remember」がエンドタイトルにのって余韻にひたらせるいい感じのラストでした。


Uru Official YouTube Channelより

すでに『夏目』ファンでこの映画に興味があるならば観てもいいと思います。

オリジナルストーリーなのに世界感が全然壊れずにうまくまとまっているこの作品は間違いなく良作です。

劇場版『夏目友人帳〜うつせみに結ぶ〜』のネタバレあり感想

さあ、ここからネタバレバリバリでいきます。

と言っても前回コミックス23巻の記事を書いて痛感したことがあります。

それは『夏目』という作品は心情を描いている部分が少なくなくしかもいろいろ伏線やサイドストーリーがやや複雑に絡んでいるので、文章にするのが難しいということです。

なのでなるべく簡単にあらすじと感想を紹介できるように努力しますのでお付き合いいただければと思います。

※なりませんでしたw

予告PVショートバージョン(1分32秒)


アニプレックスのチャンネルより

前から『夏目』を知っている人ならこれがいいかと。

予告PVロングバージョン(2分43秒)


アニプレックスのチャンネルより

こっちはやや『夏目』を知らないひとが観るのにいいPVです。

※パンフのあらすじを参考にまとめました↓

あらすじ①


アニプレックス「劇場版 夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~」ロングトレーラーより

ある日、夏目は五丁町からきたもんもんぼうという妖(あやかし)から名を返して欲しいと頼まれる。

いつものように名を返していると夏目に流れ込んでくるもんもんぼうの記憶。

もんもんぼうを追いかけるレイコが一人の女子中学生にぶつかり、そのこのカバンについていたが落ちる。

レイコはそれを拾いやさしく笑いながらそのこへ渡そうとするもびっくりとした少女はそこから逃げてしまう。

そんな記憶。

後日、塔子から五丁町へおつかいを頼まれた夏目は記憶と同じ風景を目にする。


アニプレックス「劇場版 夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~」ロングトレーラーより

すると記憶に出てきたあの女子中学生だった年配の女性に出会う。

レイコを知るこの女性は夏目が彼女の孫だと知ると嬉しそうに家に招待してくれた。

津村容莉枝(よりえ)と言うこの女性から1人息子の椋雄(むくお)を紹介される。

親子そろってすこしドジなところが微笑ましい。

夏目はそんな親子と楽しい時間をすごし町を後にしようとするとふと目が止まる。


アニプレックス「劇場版 夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~」本予告より

大きめの妖が町を眺めている・・・

家に帰るとニャンコ先生は夏目から妖の匂いがすると言われる。

あの妖のことかなとなんとなく夏目は思う。

笹田の弁論大会の日、夏目たちはとあるホールに彼女の応援にくる。

笹田は「旧校舎の思い出」というお題で実際にあったあの不思議な出来事を話し銅賞に輝く。

その帰り、夏目は小学校のときの同級生、結城大輔に再会する。

どこかよそよそしい2人はそのままその場を後にする。

それを見ていた北本は彼と同じ高校に友達がいるから連絡を取ろうかと言ってくれるが夏目はそれをやんわりと断る。

それから五丁町を訪れた夏目とニャンコ先生。

ニャンコ先生はそのまま食べ物の匂いにつられどこかへ行ってしまう。

すると偶然、椋雄に出会いその後を津村親子とすごす。

帰りにニャンコ先生と合流し家についた玄関前でそのニャンコ先生にのようなものがついていたのでそれを取りその辺に放り投げる。

あらすじ②

翌日の朝、家の前に巨大な木が生えていた。

どうやら滋や塔子には見えないらしい。

とりあえず夏目が学校に行っている間、ニャンコ先生は木になっている果実を我慢が出来ず食べてしまう。

さらに翌朝、ニャンコ先生は腹壊したと苦しんでいる。


アニプレックス「劇場版 夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~」ロングトレーラーより

するとそこからなんと3匹に分裂してしまう。

言葉もしゃべれずしかもミニサイズでちょっとかわいいと思ってしまう夏目。

しかし、こんなニャンコ先生を家にこのまま置いておけず学校へ行っている間は犬の会の面々に3匹をあずけることにした。

これが面倒なことに夏目が学校から戻ると1匹逃げてしまっていた。

便宜上1号、2号、3号と名づけた1号がいなくなったのだ。

それと同時期、買い物帰りの多軌がその1号を見て追いかけていく・・・

翌朝、今度は夏目の前から3号がいなくなってしまう。

そして朝食の場で不覚にも2号の姿を滋と塔子に見られてしまう。

と思っていたら2人はその異変に気づかないため夏目に違和感が残る・・・

夏目は登校途中に会った北本と西村から多軌がニャンコ先生を追いかけていたという情報をくれる。

だが、2人の記憶から多軌の名前がなかなか出てこなく再び違和感を感じる。

夏目は五丁町に手がかりを求めやってくることにした。

たまたま見かけた小妖怪たちにニャンコ先生の話を得る。

目撃された林へ行ってみると祓い人の2人を見かけ夏目はとっさに隠れる。

そこでの2人の会話から、

亡くなった主の式が追っている大妖(おおあやかし)がいて2人はこの両方を追っていることがわかる。

結局、その日は大きな手がかりを得ることは出来なかった。

あらすじ③

翌日、夏目は田沼をつれ再び五丁町を訪れると3号を見つける

3号を追いかけた先はなんと津村の家だった。

されに驚いたことに家の前に多軌がいた

容莉枝が説明するに3号はうちで飼っている“ニャンコ先生”だという。

しかも多軌は親戚でこの家の前で体調を崩していたため泊めたのだということになっている。

何がなんだかと夏目と田沼の頭に疑問符ばかり浮かぶ。

その時、さらに驚くべきことが起こる。

連れてきた2号と3号が重なり合うといきなり交互にしゃべり出したのだ。

びっくりした2人は2号と3号を連れて外に出る。

どうやら重なり合うことでしゃべることが出来ることがわかった。

と、そこに椋雄がやってきてそれは自分のせいなんだと言い出す。

もう何がなんだかわからない状態である。


アニプレックス「劇場版 夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~」ロングトレーラーより

ここで椋雄から衝撃の告白を受ける。

実は椋雄は大妖本物は8年前に亡くなっているのだと言う。

山神の怒りに触れたこの大妖は1つの土地にとどまるれるような存在ではなく放浪を繰り返すものとなっていた。

そして、「なんてんさま」という神が祀(まつ)られた祠(ほこら)がある大木の中で朽ち果てることにしたのだ。

そこで幼い頃から祠に手を合わせてはおしゃべりにくる容莉枝の存在が気になっていた。

彼女が大人になってからもそれは続いていたある日、何もしゃべることことなく寂しそうにその場を去るということがあった。

大妖はあれ以来、祠を出ることはなかったが容莉枝のことがどうしても気になってあとを追うことにした。

そこで振り返った容莉枝に大妖は見つかってしまう。

しかし、彼女から出た言葉は無事だったのねと死んだはずの息子の姿をそこに見ていたのだった。

それから彼は彼女の息子として離れることが出来ず今まで過ごしてきたのだ。

大妖は人から記憶を奪ったり改変したりする存在だった。

どうやら今回のニャンコ先生や多軌の現象はこのためだった。

大妖が言うにニャンコ先生は1~3号がそろわないと戻せないとのことで再び捜索が始まる。

あらすじ④


アニプレックス「劇場版 夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~」ロングトレーラーより

同じ頃、名取が亡くなった主の式「ハバキ」を捜しに五丁町へやってきていた。

夏目が名取に出会うと「ハバキ」が追っている記憶を奪う大妖の話を聞かされる。

夏目は椋雄になっている彼のことを話せずに悩む。

その間、田沼は1号を見つけ出すことに成功する。

この影には犬の会ともんもんぼうの協力もあったのだった。

これでミニニャンコたちが再びそろった。

大妖は容莉枝と別れることを決意し夏目に名前を返してくれと言う。

この妖もまたレイコと勝負をしていたのだ。

この会話を聞いていた名取は大妖を祓おうとする。

しかし、夏目はこれをかばおうとするとそこへ逃げてきた「ハバキ」と祓い人2人が後を追ってくる。

名取はこれを3匹の式とともに追うことを優先する。

あの祠の前で夏目は「ホノカゲ」という大妖に名前を返す。

また意識の中に記憶が流れ込んでくる・・・

大木の中でこもる自分に気づき話しかけてくるレイコ

レイコと会話し勝負をするホノカゲ。

そして、友人帳に名前を書くとやっぱりレイコはそれっきりここへは現れなくなった。

それでもレイコが自分を忘れても自分は忘れないでいようと思うのであった。

ニャンコ先生はこれで元どおりになり斑となって、「ハバキ」を捕らえに行く。

その間に名取は解約の儀をすべく陣を描き「ハバキ」の名が書かれた木札を用意していた。


アニプレックス「劇場版 夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~」ロングトレーラーより

だが、斑と「ハバキ」のやりとりのせいでその木札を崖の下へ落としてしまう。

それを夏目が寸でのところで拾い上げ名取へなげるが夏目は崖から落ちてしまう・・・

と思われたところで斑が夏目を拾い上げ助け出す

そして、無事「ハバキ」の解約の儀を済ますことが出来ると、この妖もまるでそれまでのミニニャンコ先生のようにミニサイズになってしまうのであった。

あらすじ⑤

夏目とニャンコ先生が「ホノカゲ」の元へ戻ると真の姿へと変身する。

彼は夏目へ容莉枝のことを見届けて欲しいと頼むとその翼を広げ空にむかって飛び立っていってしまう。

その翼はとても美しかった。

夏目が容莉枝を訪ねると亡くなった椋雄のことを思い出しているようだった。

あらから多軌と田沼からは「ホノカゲ」の記憶は残っていない

でも、とても儚い思いを夏目にだけは残していった。

夏目はあの日を鈴を渡しに容莉枝を訪ねる。

どうやら椋雄の死を乗り越えたようだった。

そして、切り絵師である容莉枝から見せてもらった一枚の絵。

それは容莉枝があの当時、少し怖いと思いながらもカッコイイと憧れていたレイコを描いたものだった。

それから夏目は北本を通じて結城に連絡を取り、再会を果たすことになる。

子供だったからこそ言えなかったことが今は言える。

子供だったからこそ見栄を張ってしまったこと、誤解していたこと。

2人は今その垣根をこえることが出来たのであった。

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ネタバレありの感想

これを書きながら、劇場ではなんでもなかったんだけど息子を失い絶望して祠へやってきた容莉枝の下りで涙が出そうになりました。

やっぱり、(うるっとこなかったのは)後ろの席のやつせいだろうか?w

振り返っている今のほうがすごく感慨が深い感じがします。

気を取り直して、

僕がこの映画で一番最初に思ったことはまず何気ないサイドストーリーがうまく絡んでいたこと。

  • 笹田の弁論大会での「旧校舎の思い出」
  • 小学生時代に一時でも仲良くなった結城という同級生に再会したこと


アニプレックス「劇場版 夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~」ロングトレーラーより

ここら辺はやっぱり、

コミックスもそうなんだけど、それまで苦手だった夏目が周りとの距離感をうまく取れるようになったことにあると思います。

今はまだ笹田には本当のことを話せてないけど、それでも友人関係としては昔よりずっと距離が近いように感じます。

そして最後に結城と和解できたこともこれまでの人間の友人や妖たちとの育みがあったからこそだと思います。


アニプレックス「劇場版 夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~」ロングトレーラーより

それにしてもこの映画の1つの見所はやっぱり3匹に分裂するニャンコ先生だと思います。

この現象が起きたとき夏目演じた神谷浩史さんが「なんだかかわいい」と言った感じ?のセリフを言うけど、ここ同じ思いをして観ていたひとは本当に大勢いたと思いますよw

普段は本当にオッサンくさいニャンコ先生だけど、ここはミニドラを思わせる可愛さがありました。

あと言いたい事は沢山あるんだけど、全部書けないのであと二つほど。

この映画のもう1つの見所はズバリ容莉枝がやっている切り絵ですね

本当に綺麗です。

これは大橋忍さんという実際の切り絵作家さんのものだそうです。


アニプレックス「劇場版 夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~」公開記念特番より

工房の中に飾られているものもそうらしいですね。


「劇場版 夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~」パンフレットより

そして、ホノカゲ(画像左)とレイコ(同右)の切り絵は今回のために新たに制作されたものだとか。

この作品のために作ってくれてるのが素晴らしいです。

※どちらも劇中で登場します

切り絵の場面は椋雄になった大妖と容莉枝とのが一緒に作業をするコミニュケーションの1つだったので、それだけ見るものに対して2人の世界感を深くするものになった気がしてます。

これを機に大橋忍さんのファンになる人も少なくないのではないでしょうか?

さて、最後に僕が思うこと。

それは犬の会に紅峰(べにお)がいなかったことです。

なんで?ねえなんでなの?

声優の渡辺美佐さんになんかあったの?

人気ないの?

ヒノエは当たり前のようにいるのに・・・

何か知っている人は教えてくださいw

この記事のあとがき

これを書き終えようとして、もう一回劇場へ行って観たいなという気持ちがあふれてきました。

それはやはり上で言った後ろの席のやつのこともあるけど、それを置いておいてもそんな気持ちです。

こんなことは僕は珍しいですね。

大抵、1回観に行ったら満足するんだけど・・・

もし行ったら『千と千尋の神隠し』以来になりますw

この作品はもしかしたらロングランもありえますよね?

ないかな?

[追記:初登場第1位でした!!]

もしあなたがまだ観ていなくて気になっていたならどうぞ安心して観にいってください。

きっと楽しめます。

そして、この作品だけのかわいいニャンコ先生を堪能してきてください。

それでは。

おわり

最新刊23巻のネタバレと感想
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