Vita版『時計仕掛けのレイライン』が面白い!もっと評価を改めろ!!

      2018/09/20

今回は僕が最近プレイし終えたゲームを紹介します。

それが『時計仕掛けのレイライン -陽炎に彷徨う魔女-』です。

機種はPS Vitaになります。

このゲーム、控えめに言ってもメッチャ面白いです。

正直、このゲームはまだまだ世の中の認知度は低いと思います。

はっきり言ってもっと売れていい作品であることは間違いないです!

もしあなたがまだプレイしてなくてアドベンチャーゲームが好きなら…

いや好きじゃなくてもいいからやって欲しい。

そんなこのゲームを詳しく紹介していきます↓

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『時計仕掛けのレイライン』ってどんなゲーム?

まず、公式ではジャンルが

昼と夜の学園ブレイクスルーアドベンチャーゲーム

となっているのでわかりにくいですね。

一言でいうと「学園魔法ものアドベンチャー」ですかね。

表現があっているかわからんけどそんな感じです。

あとミステリーも入ってます。

ゲームの導入


『時計仕掛けのレイライン -陽炎に彷徨う魔女-』より

主人公は山奥にある全寮制の私立天秤瑠璃学園(てんびんるりがくえん)に新入生としてやってくる。

なんと初日に学園にある像を壊してしまったことから学園長にあるお願いをされる。

やらかしてしまったので当然、断ることもできず…

その案件とは『特殊事案調査分室』(以下特査)に所属して働くこと。

これは学園がもつ不思議な遺品(ミスト)と呼ばれる魔術をもった物の様々なトラブルを解決する所だった。

風紀委員とも協力して日々トラブルを解決していくのだが…

ある時、特査は学園の大いなるヒミツを目にすることになる。


dramaticcreateチャンネルより

用語

このゲームでは必ず知っておくべき用語が2つあります。

1つ目が遺品(ミスト)、2つ目が魔女(マギエ)です。

それを以下で解説↓

遺品(ミスト)


『時計仕掛けのレイライン -陽炎に彷徨う魔女-』より

遺品(ミスト)とは、

天秤瑠璃学園の創設者であるクラール・ラズリットが生前、世界各地で集めた魔術道具のことを指しています。

物語を語る上で欠かせないアイテムです。

これは魔力の供給量により効果が変わってきます。

正しく扱うと有益なものをもたらすが、魔力をそそぎすぎて暴走させたり悪用することで身を滅ぼしかねない物になりうる。

もともと学園の遺品(ミスト)自体は地下の宝物庫に封印され眠っているのです。

が、誰かが何かを強く願った時、波長が合うと突如として出現することがあります。

そして、こうして封印がとかれた遺品(ミスト)を再び封印するのが特査の仕事となります。

魔女(マギエ)


『時計仕掛けのレイライン -陽炎に彷徨う魔女-』より

この世界では普通のひとでも魔力をもっていることが当たり前なんです。

少なくともこの学園では。

が、その常人をはるかに上回る魔力の持ち主が魔女(マギエ)と呼ばれています。

さらに魔女(マギエ)のなかでも赤い眼をもつ者はずば抜けた魔力の持ち主と言われてるんです。

次の項目にもある登場人物のなかにも1人だけ魔女(マギエ)が存在します。

ただし、それはまだ内緒。

登場人物


久我 満琉(こが みちる)
入学初日の失態のせいで特査で活動することになる本作の主人公。
本来誰にでもあるはずの魔力が彼にはほぼなく、かわりに腕っぷしは人一倍強い。
昔あった火事のせいで人一倍火が怖い。
実は特査のメンバーにも言えない秘密を持っている。


鹿々谷 憂緒(ししがだに うしお)
睦月(むつき)という友達がこの学園で失踪したことによりその真相をさぐるべく学園に編入してきた2年生。
かつてあった特査を睦月捜索のため復活させる。
満琉と小太郎が入学してくるまでは1人で活動していた。

特査の頭脳といっていい冷静かつ鋭い推理力を持っている。
満琉の行動や態度によくイライラしているものの「モー子」とつけれらたあだ名は不思議と許している。


烏丸 小太郎(からすま こたろう)
満琉と同じ1年生で特査のメンバー。
よくケンカをする満琉と憂緒を止めている。
これといった能力はないものの憎めないその性格で特査を支えている。
満琉からは「おまる」と呼ばれている。


壬生 鍔姫(みぶ つばき)
2年生でありながら風紀委員のエースでしっかり者。
そのせいで憧れの存在にはされるものの友達がいないことに悩んでいる。
人の魂の揺らぎを感じることできるため彼女の前で嘘をつくことは出来ない。
実は無類の猫好きであり、人形をつくることが大好きな普通の少女。


村雲 静春(むらくも しずか)
2年生であり風紀委員。
鍔姫といつもコンビを組んでおり彼女に信頼をよせている。
満琉とは仲が悪くいつもいがみ合っている。
口が悪いが悪い奴ではない。


リト (Rito)
特査分室の側にある図書館の管理人をしている。
膨大な本の場所と内容をすべて把握している不思議な少女。
この学園にある遺品(ミスト)もすべて把握しているので特査がいつも頼りにしている。
聞かれたことにしか答えないため質問は的を得た内容が必要となる。


九折坂 二人(つづらおりざか ふひと)
どうみても少女にしか見えないがこの学園の学園長をしている。
いつもオコジョの一(にのまえ)くんを首にまいており、会話をしている。
彼女いわく一(にのまえ)くんはペットではなく友達。
おちゃらけた口調とその性格の裏にはどこかヒミツを隠し持っている油断ならない存在。

物語について

物語はおおよそ3部作で構成されています。

それが以下↓

  • 第1部 黄昏時の境界線
  • 第2部 残影の夜が明ける時
  • 第3部 朝霧に散る花

さらに各部、5~6つのエピソードからなりたっています。

(大きな)ネタバレなしで解説します↓

上で言いましたが、

このゲームの正式なジャンル名は昼と夜の学園ブレイクスルーアドベンチャーゲームです。


『時計仕掛けのレイライン -陽炎に彷徨う魔女-』より

んで、これはなんなのかというと

この舞台となっている学園は時計塔の鐘がなると魔力によって夜の学園になります。

まだ、何を言っているかわかりませんね。

ええと、つまり夜の時間になると学園は魔力により夜仕様の学園に変わります。

そして生徒も夜だけにしか通わない生徒たちが現れます。

念のため言うけど定時制とかではないですよ。

しかも通っている夜の生徒たちは自分たちは昼の学校に通っていると思っています


『時計仕掛けのレイライン -陽炎に彷徨う魔女-』より

この事実を知っているのは特査と風紀委員だけで、昼の生徒は夜が来る前に風紀委員たちに厳重に寮へ帰されます。

これは校則であり破れば当然、校則違反になっちゃいます。

特査はこんな事実とともに昼夜関係なく遺品(ミスト)の事件解決にあたっていきます。

第1部 黄昏時の境界線


『時計仕掛けのレイライン -陽炎に彷徨う魔女-』より

前半はこのゲームの紹介のようなもの。

そして、中盤ではある人形の遺品(ミスト)の暴走であらゆる人形が動き出すという事件が起きます。

人形たちに意思はなく遺品(ミスト)の力で動いているというもの。

しかし、壬生 鍔姫の持っていた人形は意思を持って自らをスミちゃんと名乗って動き出すのです。

スミちゃんは鍔姫をひめちゃんと呼びお互い友達になります。

友達のいなかった鍔姫には人形の愛着とともにスミちゃんと確かな友情が生まれはじめます。

そんな中、特査は人形の遺品(ミスト)を止めなければならない。

もしこの遺品(ミスト)が止まればスミちゃんはどうなる?

なかなか心暖まるエピソードが待っています。

そして、後半はこの学園の夜のヒミツにせまっていきます。

発端は学園で放課後になると白い幽霊が出るとうわさから。


『時計仕掛けのレイライン -陽炎に彷徨う魔女-』より

ある放課後、風紀委員の村雲が廊下で倒れていたことから事件ははじまる。

村雲のそばにはうわさの白い幽霊が!!

特査はこの事件を調べていくうちに夜の世界がどのようにやってくるのか?を知ることになります。

そして、白い幽霊の正体も。

学園の裏では何が起きているのか?

実は中盤と後半は通してうまく話がつながっています。

第2部 残影の夜が明ける時


『時計仕掛けのレイライン -陽炎に彷徨う魔女-』より

第2部では学園のお客様としてドイツのヴァインベルガー家の2人が現れます。

もともと学園にあずけていたある物を取りにきただけというだけだったのだが…

学園を見ていくうちに夜の世界に興味を持ち出し長期滞在するようになります。

特査と風紀は外部に学園のヒミツを知られるわけにもいかずこの2人とのにらみ合いが続いていく…

そして、この中盤のエピソードでは『時計仕掛けのレイライン』最大の錬金術の存在が登場します。

これは第3部が終るまでずっと関わってくるものです。


『時計仕掛けのレイライン -陽炎に彷徨う魔女-』より

さらにこのあと、学園で起きている恐ろしい事実を知ることになります。

そして敵の存在が明確化していく…

ここから第2部のラストまでは、

これまでつりばめた伏線を面白いくらい回収していきます。

第3部 朝霧に散る花

だんだんと話せることが少なくなってきているので話がボケてきてますがご了承を…

学園で起きている恐ろしい事実

第2部で特査たちは、

この事実の最終段階に突入することをなんとか防ぐことに成功します。

なぜ、学園でこんなことが起きているのか?

その原因が第3部でわかります。


『時計仕掛けのレイライン -陽炎に彷徨う魔女-』より

そのきっかけはかねてから言われていた20年前に学園で起きた火事にあった。

そこには学園の創設者、クラール・ラズリットが抱えた悩みと悲しみが見える。

偉大な魔女(マギエ)だった彼女が亡くなった本当の理由はなんだったのか?

この物語の黒幕と従者たちは第2部で失敗した計画を諦めない。

計画は強固でしたたかなものとなり返ってくる。

彼らはなぜこんな事を起こすのか?


『時計仕掛けのレイライン -陽炎に彷徨う魔女-』より

果たして、大ピンチの特査たちはどうやってこれを止めていくのか?

決戦終盤でわかる主人公の本当のヒミツにも目が離せない!

決戦のあとにむかえる感動の結末とは?

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『時計仕掛けのレイライン』の感想


『時計仕掛けのレイライン -陽炎に彷徨う魔女-』(加工アリ)より

評判によるプレイ動機

僕はアドベンチャーゲームが大好きです。

そんな自分がこのゲームを見て最初に思った印象がこれ↓

  • 絵がそんなに好みじゃない
  • 学園魔法ものかあ…

それでもプレイに踏み切れたのはAmazonの評価が軒並み高かったことです。

時計仕掛けのレイライン PS Vita カスタマーレビュー

現時点でレビュー数13とやや少ないものの★は4.7と高評価になっています。

そして、ここのトップレビューにもかかれてるけどこの言葉すごくしっくりきます↓

神ゲーとまではいかないが良作

確かに神ゲーか?と言われれば微妙かもしれない。

色んな意味で。

でも、AVGが好きなら間違いなく楽しめる良作であることは間違いありません。

ちなみにファミ通のクロスレビューでも殿堂入りのゴールドを果たしています。

まあ、人によってファミ通をどう評価しているのかによりますが…

今思うと見限って未プレイにしなくてよかったとと思ってます。

良かった点

良かったところの一番最初にくるのがやっぱりシナリオです。

上で言ったけど、

第2部の残影の夜が明ける時」での伏線の回収は面白すぎ

さらにそこから第3部へむけて大きな謎を残してつなげたのも素晴らしいです。


『時計仕掛けのレイライン -陽炎に彷徨う魔女-』より

あとこのゲーム、推理選択により評価点が変わってくるけどそこまで難易度が高くないことです。

間違っても戻ってやり直しが簡単にききます。

逆に高いものを望んでいる人に物足りないのかも。

他には、演出が細かくてうまくできています

例えば、立ったり座ったり歩いてきたり飛んでいったり魔法かけたり色々あるけれどw

これらがかなり違和感なく見せてくれます。

別にいまどきのAVGには珍しくないのかもですが、僕には丁寧に出来ていて好感がもてました。


『時計仕掛けのレイライン -陽炎に彷徨う魔女-』より

もういっこ挙げるとしたら、

ややシリアスな物語ではあるもののおちゃらけた部分も忘れてはいません。

だから、そういった意味でも安心して物語を楽しめるつくりになっています。

悪かった点

実は良かった点の表裏一体ということにもなります。

それは第2部を終らせないと本当の面白さを体感出来ないことです。

まあ、2部の途中まできたらプレイが止まるなんてことはないはずです。

しかし、第1部で見限ってしまう人も少なからずいるかもしれません。


『WHITE ALBUM2』「introductory chapter」より

これは個人的に恋愛AVGの『WHITE ALBUM2』に同じようなものを感じます。

1部だけならこのシナリオの本当の良さなんてわからんのですよ。

2部を終らせて感動して3部でさらなる感動を体験するのです。

ちなみにこのタイトルはアニメにもなったのですが、1部部分しか制作されなかったので人気は微妙でした。

当然、2部にあたる2期はお蔵入りです。

当たり前だろ!

面白くなるのは2部からだぞ!!

そういう意味でも『時計仕掛けのレイライン』は本気を出してくるのに時間がかかります。

あと、推理選択の場面だけど、

この世界の常識というものをイマイチわかっていないプレイヤーにとって選択したものが間違っていた場合…

もれなく鹿々谷 憂緒からあきれ顔で否定されてしまいます。

外れるとそんな細かいそっちの常識なんか知るか!!

と思っちゃいます。

ただし、上でも言ったけどやり直しは簡単なのでそこは救いだと思ってます。

『時計仕掛けのレイライン』Vita版の追加要素


公式ホームページより

このタイトルはもともとPCの3部作です。

  • 第1部 黄昏時の境界線
  • 第2部 残影の夜が明ける時
  • 第3部 朝霧に散る花

Vita版ではこれらがまとまっている上、シナリオがひとつ追加されています。

それが第4部の陽炎に彷徨う魔女になります。

Vita版のサブタイトルですね。

他にもグラフィックやムービーを一新しているなどの追加要素があります。

では、以下で追加シナリオについて少し触れていきます↓

追加シナリオ


『時計仕掛けのレイライン -陽炎に彷徨う魔女-』より

追加シナリオの「陽炎に彷徨う魔女」の中心人物はこのシグマになります。

実はこの新キャラはVitaでは1部から登場してきます。

主人公満琉の前に突然あらわるシグマだけど実は思念体

まあ、つまり魂だけのような存在。

彼女は満琉に以下の説明とお願いをしてきます↓

  • 自分は異世界からきている存在
  • この学園にある危険な遺品(ミスト)を探して欲しい
  • その遺品(ミスト)は3つに割られているため1つに戻して再度こなごなに破壊して欲しい

シグマは各部で欠片を1つずつ探す依頼をしに毎度現れます。

これが4部でもとの遺品(ミスト)に戻り魔力がそそがれたとき大変なことが起きる

そして正体がわかって2度びっくり!!

そんな追加シナリオになります。

3部作の邪魔にもならず、

また4部でそれらしいラストを飾るようにうまく出来ています。

PC版だけプレイのひともやっていいかも。

3部作の1つ1つより長くないので4部はさくっと終らせることができます。

おまけのようなおまけじゃないクオリティが詰まっています。。

なんかちょっと得した気分とはこのことか?

この記事のあとがき


『時計仕掛けのレイライン -陽炎に彷徨う魔女-』より

既に、発売されてから1年以上が経っています。

それでも値段がなかなか落ちてこないですね。

大体、7000円くらいします。

実は人気なタイトルだからか?

それにしてもこのタイトル、

ポテンシャルとしてはアニメになってもおかしくないものをもってるんですけどね。

『シュタゲ』ほどではなくとももっと広まればファンはついてくると思いますよ。

世の中はもっとこのタイトルを評価していい!

しかし、売れなければ何も始まらないのが世の常です。

もしあなたが、これを機会に興味を持ったなら是非プレイしてみることをオススメします。

AVGが好きなら、いやでそうでなくとも楽しめることでしょう。

おわり

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