【ネタバレ】響~小説家になる方法~9巻の感想!大物敵あらわる!!

      2018/07/14

『響』9巻のネタバレです。

前回、これまでの最強の敵・津久井を負かした響。

僕は感想の中で「この次は政治家でも用意する?」と書きました。

出てきます、政治家!

しかもそいつは日本国首相になるかもしれない人物。

コミックスになる前にスペリオール読んでいたわけじゃないですよ、念のため。

芥川、直木の賞をとったミラクル響ですが、それを除けばただのJK(女子高生)です。

そんなJKに大物政治家が一体どう絡んでくるのか?

そして、今回は副題「小説家になる方法」にやっと近づく話も出てきます。

それは一体どういうことなのか?

実写映画の話も含めながら展開します。

ネタバレでよろしければどうぞ↓

スポンサーリンク

響~小説家になる方法~第9巻のあらすじ

主な登場人物


鮎喰 響(あくい ひびき)
本作の主人公。
どんなに大きな賞をもらっても響には関係ない。
ただ純粋に小説が好きな少女。
ただし、顔出し報道をするような大人は許さない。
自分の生活を脅かすものには容赦はしない性格。


祖父江 凛夏(そぶえ りか)
文芸部の先代の部長。
父は有名な小説家、母はフィンランド人でりかはハーフ。
すでに小説家デビューをしているが響の才能に嫉妬もしている。
性格はほがらかで響とも仲がよい。


花井 ふみ
小論社の編集者で響の作品を一番最初に見出した人物。
今では響の担当編集者にしてそれ以外のお目付け役にもなっている。
いつも予想できない響の行動にヒヤヒヤしている。
りかの担当でもある。


柊 咲希(ひいらぎ さき)
響の文芸部の後輩。
響に強い憧れを持ち、自身も小説家になるという夢をもつ。
今まさに色んな場面で小説家になる影響を受けている。


山本 春平(やまもと しゅんぺい)
ノミネート繰り返しながらも受賞なき売れない小説家。
一度は絶望し自殺しようとするも響に止められた過去がある。
今回も芥川賞のノミネートまでされている。


加賀美(かがみ)
現役の文部科学大臣。
次の総裁選に出馬し首相になろうと考えている。
だが、ライバルも横一線のため決め手が欲しいと悩んでいる。

[以下、ネタバレあり注意!]

コンクールへ参加

前回の響テレビ局侵入事件よりも1ヶ月前。

文芸部新部長のかよが何かしなきゃと部員へ高校文芸コンクールへ参加することを決断。

すでに高校レベルではない響であるが“書く気分じゃない”と断るもかよの部長権限で全員強制となる。

当然、このときは津久井との件があったためそういう気分ではなかった。

1ヶ月後のある日の放課後、咲希は気合いを入れて作品を仕上げていた。


『響~小説家になる方法~』第9巻より

そして、響は先日テレビ局で負傷した手のままベンチで考えごと。

突然、何かが降りてきた?のか部室へ。

それからたかだか2時間で響きはコンクール用の文章を完成させる。

咲希は響に緊張して作業が進まず。

時間も遅いためこの日は2人とも帰ることになるが響の希望で途中に本屋へ寄る。

響にかしこまりすぎている咲希に再度、「神でも仏でもないただの響」だと告げる。

それでも咲希はコンクールで賞をとれたら響に近づけるのかもと言う。

「みんな賞が好きね」とややあきれた感じで響が手に取った新刊に思わず思考が止まる。

祖父江リカ待望の新作、本日発売のポップと平積みされたリカの新刊がそこにはあった。

リカの新作と咲希の小説

翌日、リカの登校中に新刊に気づいていたクラスメイトが当然話題にする。

なんやかんや言いながら教室に入るとリカの席に大胆にも響がその新刊を読みながら座っていた。

今回の新刊発売はリカ本人からもふみから知らされていなかった響。

ホールルームにやってきたリカの担任そっちのけで響が新刊の感想を口にしていく。

控えめに言っても絶賛、それにリカはどこか複雑な表情。

響はホームルームの邪魔になりながらもそこをあとにする。

一方、咲希はコンクールの作品を授業中ににつめていく。

本屋で響に言われたことに少しは思うところがあったのか、「響じゃない、私はどう思うか。」だと自分へ言い聞かせる。


『響~小説家になる方法~』第9巻より

放課後、文芸部はコンクールへの応募を終える。

咲希は自信があると珍しく自己主張を口にする。

同じ1年の典子も私もあるしと対抗してくる。

リカは夜の公園でふみから今回の新刊の状況の報告を受けいていた。

前作よりも評判がいいしふみ本人からも好感触だった。

さすがのリカもこれにはうれし泣きを流していた。

それぞれの人生

文芸部の部員たちもこれからの自分たちの未来についてそれぞれが思う。

そんな中、強面タカヤからかよにリカは卒業したらフィンランドへ行くと教えられる。

ヒミツのはずのこの事実は響にも伝わりリカ本人へ確かめるため家におしかける。

リカの口からこの件を改めて聞いた響は寂しくなると言うとリカもどこか寂しく思う。

それと同時にテレビで芥川、直木賞のノミネートの知らせが入る。

リカの新刊はノミネート外、複雑になるリカ。


『響~小説家になる方法~』第9巻より

リカは偉大な父の力ではなく自分の力で肩書きを手に入れたかった。

そんなリカへ響が絶賛しているだけじゃダメなのかと問うとまた寂しいそうにありがとと答えた。

小説家になる方法

雪の振るクリスマス、咲希は本屋で響のラノベ(ライトノベル)が平積みされているのをながめている。

するとその横で響へなのか軽口を叩いている男性がいた。

今回、芥川賞にノミネートされている山本春平だった。

一般の人にはほとんどわからない。

でも、文芸部の咲希にはすぐに彼だとわかった。

思わず挨拶をして、そして質問してしまう。

小説家ってどうやったらなれるんですか?

でも、山本はまだ小説だけでは食えてないといい響の新刊を手にして去っていく。

山本は家につくと暗い部屋で響の新刊を見ながら寂しく笑う。

そしてテレビをつけるとそこには今回の賞にノミネートされたアイドルが映っていた。

アイドルなのにノミネートされちやほや。

響の新刊とこの件がダブルに山本へのしかかる。


『響~小説家になる方法~』第9巻より

そして、さっき出会った女子高生(咲希)の質問へ心の中でこう返す。

何年も努力して書き続けて、ただ小説のことだけ考えて、そうやって目指すものじゃない

一方、響宅で響は父親ともう売りに出されているラノベの話をしている。

発売後の出版契約書のサインにあぜんとする父親だが実の娘をほこらしげにも思う。

そんな父親からのいつから小説家になろうと思ってたんだ?の響はこう答える。

気がついたらなってた。

コンクールと賞の結果

年明け後、響たちの文芸コンクールの結果と直木・芥川の賞の結果がでる。

コンクールは響の最優秀賞と1年の典子の入選という内容。

咲希は選ばれなかった。

そして山本はついに芥川賞に選ばれる

喜びよりも呆然と言った感じの山本はホテルでの受賞会見に出席する。

それはテレビでも放送されていること。


『響~小説家になる方法~』第9巻より

そこで山本は受賞の感想を求められると咲希に質問されたことを話し出す。

高校生くらいの子から小説家のなりかたを聞かれたが答えられなかった。

でも今なら答えられるなとこう語る。

何年も努力して書き続けて、ただ小説のことだけ考えて、そうやって俺は芥川をとれた。

響と会見のテレビを観ながら咲希は涙する。

そんな咲希へ今でも小説家になりたい?と響は質問する。

なりたいと答える咲希に響は即答で応援すると言うのであった。

大きな盲点

あれから響は咲希のコンクールに出した小説を読んでみて思うところがあった。

応援すると言ったことは口だけではなくしっかりと責任を持っていた。

そんな響はプロに見せてみようと咲希をふみに紹介することになる。

そこから一介の女子高生が出版社の目線で指導してもらえるようになる。

最初はとまどっていた咲希だったが、回数を重ねると確かな手ごたえを持って小説にむかう姿勢が出てくる。

文芸部に勢いがあることを嬉しく思うふみはこのことをお茶しながらリカに話していく。

最近、部に顔を出していないリカはふみのある言葉にひっかかりを感じる。

それは響がコンクールで最優秀賞をとったこと。


『響~小説家になる方法~』第9巻より

それに“しまった”となるリカ。

考え込むりかを不思議に思うふみはコンクールの最優秀賞の正式名称を調べてみてと言われ慌ててスマホで検索する。

するとふみは出てきた名称に青くなる。

最優秀賞 文部科学大臣賞

この人物が授賞式に出るのかをふみはリカに質問する。

なぜかそれを知っているリカは一言「うん。」と答えるのだった。

響と加賀美

文部科学省の定例会見にて、

大臣の加賀美は記者に総裁選について質問され出馬の意向はないと述べる。

しかし、裏ではしっかりと根回をし出馬する気まんまんであった。


『響~小説家になる方法~』第9巻より

だがライバルとの差がないことに頭を悩ませる加賀美。

この言葉につきる。

決め手がない

一方、最優秀賞をとった響には学校側へ取材の問い合わせがきている事態。

当然の話だが、やはり響はそれに応じないかまえ。

ただ、授賞式には応募した手前だけに響は出席すると言う。

部長であるかよに釘をさせなかったリカは負い目を感じなんとかするかと決意する。

もともと部長だったリカは響の件もありコンクールの参加は控えたいという考えだった。

初対面

授賞式当日、響と典子につきそうリカ。

リカはふみと電話しながら響と大臣が問題起こさないようにと話をしている。

つまりは響がまたやらかすんじゃないかと心配している。

その響は会場前で猫とたわむれている。

猫は響のゆびを噛み逃げ出していく。

そこに会場入りしようとあらわれた加賀美とその秘書と記者たち。

猫は資料に目を通していた加賀美に偶然けられる形でぶつかってしまう。

響の目がマジになる。

駆け出して加賀美に近づいていく響に秘書が止めに入る。

何事かと加賀美は秘書の指摘で猫をけっていたことを知る。

猫をあやす加賀美に気持ちがややおさまる響。


『響~小説家になる方法~』第9巻より

すると加賀美は授賞式へ参加する学生と思い響へあいさつをする。

気持ちがおさまっても敵意はもったままで響も自己紹介をする。

加賀美の顔色がかわる。

“あの”響だとすぐに察する加賀美はそこを離れてから、これは「使える」と口にする。

この光景をみていたりかはそれが通常運行のように「さて、行くか」とベンチから腰を上げる。

スポンサーリンク

響~小説家になる方法~第9巻の感想と実写映画について

9巻の感想

前回も言ったんですが、響の副題は「小説家になる方法」です。

毎回とてもそんな感じがしませんし変えたほうがいいとさえ僕は思ってますw

んで、いつもは響の破天荒な暴力が目立つんだけど、今回はそれがありませんでした。

小説を頑張る咲希に、長年の努力がむくわれた山本。

この巻の半ばまではまさにこの2人が重なり合うように進んでいたのかなと感じています。

そういう意味では今回は9巻にしてはじめて「小説家になる方法」によりそっていたのかなと思います。

いつもは理解のない大人に響の鉄槌を!

と言う感じで進んでいくことがほとんどだったので何か物足りなさを感じるのも正直なところです。

ただ、前回の感想で何気なく次は政治家でも用意するのかと書きましたが本当に出てきました。

そういう意味では大きな敵を前に響の破天荒ぶりは少しおやすみな巻だったと言えるでしょう。

読み進めていってなかなか新たな敵の影が出てこなかったので文芸コンクールがどうつながっていくか予想が出来ませんでした。

後半で大物政治家につながっていくのを読んでこうきたかと思いながらも強大すぎるこの相手をどう倒すのか?

今はそこが気になってしょうがありません。

映画について

映画『響 -HIBIKI-』の公開が近づいています。

公開は2018年9月14日(金)です。

正直、キャストをみて「えっ!?」というのが本音でした。

響役が平手 友梨奈…

最初、誰?って感じでしたよ。

欅坂46のメンバーのようですね。

センターに抜擢されることも珍しくないそうです。

アイドルにこんな難しそうな役大丈夫?

と思っちゃいました。

知っている人には合っているという意見も↓

まさか、本物の小説家がこんなことをつぶやくとは…

んで、監督もこう言ってます↓

なので僕、この映画観にいくことにしました。

観ないでああだこうだ言うのもなんなんで行って来ます。

あとここでも記事にしようと思ってます。

普段、自分が観たり読んだりしている原作の実写化をまず観ることはありません。

だって、ファンにとっては実写はほとんどが失敗になるから。

でも今回は興味のほうが勝ってしまいました。

ちなみに花井 ふみ役は北川 景子、今回芥川をとった山本 春平役に小栗 旬のようです。

これも僕のイメージではないんだけど…

今からこういうことを考えているとネガティブになるのでなるべく控えようと思います。

出来るだけフラットな目線で観にいきます。

[追記:7月14日に予告が公開されました]


東宝MOVIEチャンネルより

なんだか顔バレはするようですね。

原作ではしないんですが…

響~小説家になる方法~第10巻へ

さて、間違いなく加賀美は響が嫌でも絡んでくることでしょう。

そんな大人に今までは響流の対処でなんとかなってきた。

けど、今回は日本を動かす最高責任者になるかもしれない男との対決。

今からどう決着するかが物凄く気になります。

響~小説家になる方法~第10巻は

2018年8月30日が予定されています。

それでは、10巻でまた会いましょう。

おわり

 - マンガ , , ,