『進撃の巨人』第25巻のネタバレと感想!エレンはもう駆逐病!?

      2018/08/10

『進撃の巨人』25巻のネタバレです。

この巻で『進撃の巨人』はついに100話をむかえました。

しかも、その100話のラストではこの物語の新しい口火を切る内容になっています。

23巻からマーレ編へ移行して話がやや大人しかった印象がありましたよね。

巨人による戦闘とかあまりありませんでした。

しかし、今回はそこも復活します!

そして、「戦槌の巨人」がついにその姿を現します!

これはどんな巨人なのか?

エレンの病的な駆逐はなんなのかも感想のほうで述べてます。

『進撃の巨人』第25巻ネタバレでよろしければどうぞ↓

一言、凄い長いです。

スポンサーリンク

『進撃の巨人』第25巻のあらすじ

前巻まで

「戦槌の巨人」を有するタイバー家、その頭主であるヴィリー

彼はマーレの祭事の式典にて各国の要人含めた大勢に島のエルディア人を悪魔にしたてる一世一代の演説へ向かう。

そして、マーレ戦士候補生のファルコはライナーをクルーガーと名乗る負傷兵のもとへ案内をする。

そこでライナーは目を丸くする!?

クルーガーはエレンだった!!

25巻の発売告知PV:約47秒↓


週刊少年マガジンのチャンネルより

負傷兵のふりをしてまでライナーの前に現れたエレン。

そのエレンの真の目的とは!?

[以下、ネタバレ注意!]

今回の主な登場人物


エレン・イェーガー
クルーガーと名乗りながらマーレに潜伏。
ファルコを使いライナーの前に現れた。
エレンの目的はなんなのか!?


ライナー・ブラウン
マーレのやろうとしていることと自分のこれまでの行いに迷っているライナー。
そんな時に自分の前に現れたエレンに明らかな動揺を隠せない。


ファルコ・グライス
マーレ戦士候補生の1人。
クルーガーに信頼を寄せてライナーに会わせたが不穏な空気に困惑しかできない。


ヴィリー・タイバー
タイバー家頭主であり現マーレの最高指揮官。
今回、祭事で島のエルディア人排除のための演説を画策。
自身もエルディア人でありながらマガトともに協力体制をとっている。


テオ・マガト
ヴィリーの出現とともに今回の件に協力を買うマーレの中心人物。
ヴィリーの本当の計画の意図を唯一知る。


ガビ・ブラウン
マーレの戦士候補生の1人。
ライナーの従兄妹。
現在、ライナーのもつ「鎧の巨人」の継承者に最も近い人物。

※実は他にも重要な人物が登場しますがふせておきます

演説始まる

ライナーは思いがけないエレンとの再開に過去の”首を吊ったおじさん”(24巻の回想に登場)の話を思い出していた。

ベルトルトが不意に言ったあのセリフ…

「あのおじさんは誰かに裁いてほしかったんじゃないかな?」

突然のエレンとの再会にフラッシュバックする言葉。

ライナーは一言「・・・ありえない」と立ち尽くす・・・

エレンが言う、ここはヴィリーが上がる舞台の裏側の建物だという。

そして、上では住民が今かと舞台の幕が上がるのを楽しみにしているいるとも。

上を指し示すエレンの手のひらには何故か傷があり血が流れている・・・

ここからでもよくステージを待つ外の喧騒が聞こえる。

気まずいファルコは席を外そうとするがエレンに残るように言われる。

やや驚くファルコ。

一方、演説を前に緊張を隠せないタイバー家頭主ヴィリー。

そんなヴィリーのもとを訪れるヒィズル国のアズマビト家のキヨミ

※24巻でウドがワインをかけてしまった人物

一言ヴィリーに激励すると

何かを思いながらも付き人2人とレベリオ区をあとにする。

広場では世界の要人、新聞記者、マーレの軍人など多くのひとであふれていた。

マーレの幹部であるカルヴィ元帥、陸・海のトップも例外ではない。

ほどなくファンファーレが鳴り舞台の幕開けが近いことを示していた。

そこに1人の軍人がジークたち戦士隊の前に現れ、マガト隊長がお呼びだと告げられる。

ジークは正門へ、ピークとガリアードはこっちだと促され軍人についていく。

ピークはこの軍人を何かを思う。

するとピークはパンツァー隊に出会いその一人に「お勤めご苦労」と突然抱きつく。

パンツァー隊:「車力の巨人」の補佐をしている部隊

ピークは軍人に注意され再び目的地へ向かう3人。

着いた先の建物にマガトはいない。

不意に軍人が縄を切ると床が割れピークとガリアードは奈落へ落とされてしまう・・・

場面は再び、エレンたちへ。

ライナーは何しにここへ来たとうろたえながら言う。

その問いにエレンはお前と同じだ、「仕方がなかった」ってやつだと答える。

どんどんと動揺を隠せなくなるライナーだったがここで舞台の幕があがる。

ヴィリーが口火を切り出す。

それはエルディア人が行ってきた巨人の所業と歴史。

その後の流れ↓

  • 敵がいなくなった帝国は内乱となり「巨人大戦」へ突入
  • タイバー家と英雄ヘーロスが手を取ってそこを突く
  • パラディ島へ退いたフリッツ王

しかし、パラディ島にいる幾千万の巨人は未だに脅威だとも言う。

直近のパラディ島攻略もほぼ成果がなかったことも説明する。

ここでヴィリーはエルディア帝国は未だに健在だと大きく強調する。

舞台は余興へ。

ここでエレンはこれが壁を破壊した理由だろ?とライナーへ問う。

なんとエレンはライナーの立場と気持ちを理解していた。

本当の事実

2人のやりとりを見ていたファルコはまだ未熟ながらも察する。

古い友人のはずの2人、古い?何年前?

必要以上におびえるライナー、パラディ島の5年間・・・

・・・ありえない といったライナーの言葉。

ファルコの中で答えが出る?

まさか・・・

そんなファルコの思考を止めるようにヴィリーの第2幕が始まる。

さきほどの話は誰もが知る史実。

でも実際は違うとタイバー家が受け継いできた「戦槌の巨人」の記憶とともに公表するとぶちまける。


『進撃の巨人』25巻より

「巨人大戦」を終わらせたのはタイバー家でもヘーロスでもないと言う。

終戦へ導き、世界を救ったのはフリッツ王なんだといい会場の人間やエレンたちもその演説に集中する。

ヴィリーが言うにはこう↓

  1. 当時の145代カール・フリッツはこれまでのエルディアの歴史を嘆いていた
  2. 「始祖の巨人」を受け継ぐとタイバー家と結託
  3. マーレ人ヘーロスを英雄に仕立て悪しき歴史を終わらせる
  4. 大戦後、カールはできるだけの同族と自身を島へ移し壁を築いた
  5. カールは後世の王へ「始祖」を行使させない「不戦の契り」を生み出す

平和を願うカールはのちにマーレが報復にきても受け入れる姿勢を示す。

ただ、それまでの楽園生活を享受することを許してほしいと言い残したとか。

これを聴いていた会場の人たちはにわかにざわつく・・・

ざわ・・・ ざわ・・・

これではパラディ島に脅威はあるのか?

会場に疑問が生まれだす。

ここでヴィリーは「しかし」と続ける。

近年、パラディ島では反乱が起き、王の思想は淘汰され、「始祖の巨人」も奪われたと言い出す。

世界に再び脅威が迫っている。

その反逆者の名は「エレン・イェーガー」と発表する。

ファルコは驚きのあまり目を丸くするのであった。

舞台の裏(100話)

場面は祭事より少し前の馬車の中。

ヴィリーとマガトは祭事の発表への最終打ち合わせをしていた。

狙われるなら演説の最中か?

ヴィリーがそう言うとマガトはその可能性が最も高いと返答。

さらにヴィリーは軍幹部を特等席として端の一区間に集めるように支持する。

どうやら今回の祭事での発表には

パラディ島のエルディア人の脅威を世界へあおるためだけはなくマーレ軍の建て直しも考えられている。

つまりは↓

  • 各国に影響力があるヴィリーがそれらの要人を集める役目

演説によりパラディ島エルディア人の恐ろしさを説く。

  • パラディ島勢力の影の手引き者が幹部にいる可能性を否定できない

マーレ軍再建には敵のナタによって(無能な)幹部を一掃が好ましい。

これによりエルディア人への恐怖や憎しみが増すという構図。

幹部が一掃されると自動的にマガトが最高幹部となる図式

再建はマガトの思い描くとおりだとヴィリーは主張する。

2人が手を組んだのはこの利害の一致に他ならなかった。

ただ、マガトは大勢が死ぬと言い、それはヴィリーも含まれていることも指していた。

しかし、ヴィリーは自分だけ逃れようとしては世界を味方にはつけられないと主張。

レベリオのエルディア人は自分も含めて被害者でなくてはならないとも。

今回の祭事、式典の発表は敵に襲わせてこそのシナリオであることがここでわかる。

マガトはエルディア人は「悪魔の末裔」で間違いないが、私たちは「悪魔」に違いないと言ってヴィリーと握手をかわすのだった。

場面はヴィリーの演説へ戻り・・・

タイバー家は大戦の救世ではないことを説明していく。

カール・フリッツと手を組み、一族の安全を保障してもらい、同族をマーレに売り世界からは賞賛をもらう偽りの立場を得た。

ヴィリーは自身が頭主になったときにこのヘドが出るような事実を知り、目を背けて生きてきたと語る。

会場の人々の目が明らかに曇っていく・・・

舞台より後方の建物の屋上からマガトが警備をしている。

部下から戦士隊がいなくなったことの報告を受け状況が慌しくなる。

奈落に落とされたピークとガリアードはなんとか手足の骨折ですんでいた・・・

これは巨人の力で再生中。

ピークは罠にはめたあの兵士をどこかで(見たことがある)と言う。

再び、ヴィリーへ・・・

ヴィリーは偽りの栄誉を捨てることを決めたと発言。

その目は一族のある人物へ向けられ、


『進撃の巨人』25巻より

これがお前を犠牲にした・・・ 俺のけじめだ

と心の中で思う。

カール・フリッツは平和のための巨大な盾と矛を作り出したと続ける。

それが以下↓

  • (ユミルの娘の名だという)ウォール、ローゼ、シーナの三重の壁の建造
  • 壁は「超大型巨人」で出来ている
  • 普段は盾だが「始祖」の力で脅威の矛になる

しかし、「始祖の巨人」の力は「不戦の契り」により無力のはずだった。

が、ライナーの報告によりこの「始祖」の力を発動できる者が現れた。

それが現在、その「始祖」を有するエレンなのだと言う。

そのエレンはそのなくなった片足の再生を始める

どうやら意図的に再生をとめていたようだ・・・

その様子を見ていてか、ファルコがエレンへの失望を口にする。

騙された、あなたに励まされて、尊敬していたのに・・・

そこでエレンはお前には助けられたと言うとファルコの頭が真っ白になる。

何のこと・・・ あの手紙!・・・

手紙は家族ではなく仲間のもとへ届いていたとネタバレ。

ファルコは自分のしていた行いを激しく後悔して崩れることしかできなかった・・・

進撃再び(100話)

ヴィリーの演説は続く。

先の戦いでは巨人の力をしのぐ兵器こそ出てきたものの、幾千万の「超大型巨人」にかなうはずもない。

このままではエレン次第で世界の「地鳴らし」が発動されてしまう可能性がある。

一度発動されたら全てが終わり、そうなってからでは遅いとさらにエレンの脅威をあおっていく。

ファルコは今が「始祖」奪還のチャンスかもと考え始める。

だが、エレンは言う。

ヴィリーの言うとおり俺は悪者で世界を滅ぼす可能性を持っていると。

だが、俺もお前たちが悪者に見えたとあの壁破壊の日を語りだす。

なぜあの日、母は巨人に食べられた?

なぜ大勢があんな目にあわなければいけなかった?

その問いにライナーは任務だった、始祖奪還のため、世界を救うためだったと苦しそうに言う。

かつてエレンが言ったお前らができるだけ苦しんで死ぬように努力するって・・・

その(復讐)ために来たんだろとエレンに問い返す。

するとエレンは恥ずかしそうにそんなことを言ったか?とそれは忘れてくれとも言う。

この意外な発言にライナーもファルコも呆然とする。

ここにきて敵と同じ生活をしてわかったことがあるとエレンは言う。

イヤな奴もいい奴もいる、それは壁の中も外も同じだと。

それはライナーも同じ(ことを感じたはず)だと言う。

ただ、知らなかっただけ、大人に間違った教えを叩き込まれただけなんだと。

エレンはライナーの苦しみに同情を差し伸べる。

しかし、ライナーは違うと崩れ落ちてしまう。

あの日、仲間が食われ、作戦を強行した。

俺は英雄になりたかった・・・ 尊敬されたかった・・・

しかしその思いが逆に壁の中の人間を不幸にしてしまった・・・

もう殺してくれ・・・ 消えたいんだとエレンに懇願するライナー。

再び、ヴィリーの演説が耳に入ってくる。

自分の生まれの不幸を呪う後悔。

でも、まだ死にたくない!

みんな異なる者同士だが力を貸しほしい!

パラディ島の悪魔と共に戦ってほしい!!

誰もが知るうその歴史を語り、本当の歴史を公表する。

そして、自身の一族の悪行を隠さずさらしながらエレンを利用し危機感をあおることだけは忘れない。

最後は一同の共感を勝ち取るところまで演説はきていた。

エレンは絶望するライナーの手を取り、やっぱり俺はお前と同じだと言う。

生まれたときからこうなんだ・・・ 俺は進み続ける

この間にも演説は最後のくだりにきている。

エレン:敵を駆逐するまで

ヴィリー:世界の平和を願い、今ここに宣言します!!

ライナーの手を握るエレンの手にパリっと電気が走る。

その瞬間・・・

ヴィリー:パラディ島敵勢力へ、宣戦布告を!!

と同時に舞台裏の建物からエレンの「進撃の巨人」が出現!!

※以下、「進撃」と略

舞台を破壊し、ヴィリーを引きちぎる残忍な光景が会場一同の目にうつる。

地獄絵図

上半身と下半身に分かれたヴィリーはそのまま巨人化したエレンに食べられてしまう。

そして、エレンは迷いなくマーレ幹部の座る一区間へその巨体を飛び込ませる。

その際、他の幹部は慌てて逃げているもののカルヴィ元帥だけはそれを冷静に見ていた。

エレンは狂ったように暴れている。

一方、そこからやや離れた場所の戦士候補生たちはというと・・・

ゾフィアが飛んできた瓦礫の犠牲になってしまう。

ウドがそれを助けようとするも逃げ狂うオグウェノ大使のひざ蹴りが入ってしまい倒れてしまう。

さらに逃げる多くの民衆にボロ雑巾のように踏まれウドは瀕死の重傷に。

ガビはファルコの兄コルトがかばってくれたため事なきを得る。

※オグウェノ大使:24巻祭日前日のパーティーにいたヴィリーの友人


『進撃の巨人』25巻より

しかし、ガビの目にうつるこの光景はまさに地獄絵図そのものだった。

エレンの暴れる様にタイバー家のメイドが血を流しながらたどたどしくこぼす。

兄さん・・・タイバー家の務め・・・ 大変・・・ご立派でした・・・

次の瞬間、

エレンの前に下半身から巨人化する「戦槌の巨人」(以下、「戦槌」)が出現!!

なんと「戦槌」を継承していたのはヴィリーの妹だった!

すかさず、エレンは「戦槌」が完全な巨人化になる前に攻撃をする。

フルボッコといっていいほどのエレンの攻撃。

その様子を見ていたマガトたちマーレ兵はここで奮起する。

マガトはここでエレンに向けて銃を一発放つ。

当然、効くわけもないがマガトはこれが反撃の口火だと部下を鼓舞する。


『進撃の巨人』第25巻より

すると「戦槌」の反撃が始まる。

地面から硬質化させた竹の子のように伸びたそれをエレンに突き刺して宙ぶらりんにする。

この騒ぎがわからないピークとガリアードはまだ奈落の底。

するとなぜかパンツァー隊が助けに来る。

あの時、抱きついた隊員に言ったのはあの兵士が怪しいから自分たちを尾行してほしいと言ったのだ。

2人はほどなく地上に出ることができ、「進撃」と「戦槌」の巨人が戦っていることを聞かされる。

ガリアードは急いで応戦に向かおうとするも空にはいくつかの影が舞う。

ピークはそれをみて驚きを隠せない・・・

戦槌の巨人

エレンは竹の子を折りそこを逃れようとする。

「戦槌」は細長い戦槌(ウォーハンマー)を持ちエレンに向かって振り下ろす。

寸でのところでかわしたハンマーが地面に叩きつけられる。

エレンが地に足をつけるとそこに小さな竹の子のトゲが刺さる。

どうも戦槌から硬質化させたものを操れるような能力があるようだ。

さらにエレンにむけて演説のフィナーレで使われるはずだった「対巨人野戦砲」がマーレ兵からぶち込まれる。

それはマガトが今後、巨人の力に依存しないように用意したものだった。

そして目的は「始祖奪還」ではなく始祖もろともエレンを退治することに変わっていた。

「戦槌」がハンマーを振り上げる。

エレンは足元の竹の子のせいで移動が出来ないため頭部を守るように腕を硬質化させて防御に徹する。

が、振り下ろされたハンマーに「進撃」の頭と手はきれいになくなっていた。

凄まじい威力。

攻撃力だけなら最強かもしれない「戦槌の巨人」。

「進撃」のうなじから本体をみせるエレン。

マガトがそれを睨む。

「戦槌」はもう一度ハンマーを振り上げ言い残すことはあるか?と言ってくる。

エレンが言う。

今だ、ミカサ

雷槍を8本持ったミカサが「戦槌」の背後からうなじへそれを突き刺す。

雷槍:以前硬質なライナー対策のためハンジによって開発された兵器

ほどなく「戦槌」の頭部は大爆発。

マーレ兵は立体起動する黒い姿のパラディ島の戦士たちになす術もなくやられていく。

※もう調査兵団はふさわしくないのでこう呼称させていただきます


『進撃の巨人』25巻より

「進撃」の肩にとまるミカサ。

エレンに向かって泣きそうなりながらお願い帰ってきてと言う。

「戦槌」の攻略

ある建物になんとか逃げのびたマガト以下数名の兵士たち。

陸海の兵3万をレベリオに集めるよう伝令する。

マガトは思う。

これでお前たちに未来はない

脅威を煽るどころか各国の政府要人などを大量に虐殺し動かしがたい事実をつくってしまったためだ。

まさにヴィリーの思惑通り

これで世界はますますエルディア人を生かしておけなくなった

しかし、それはやつらも承知のはず・・・

と思っていたら潜伏していた建物に手榴弾が投げ込まれる。

建物は爆発、残った兵も次々と立体起動のえじきになっていく。

あまりに酷い状態にジャンがフロックに民間への被害も考えろと注意する。

フロックはここにいるのは敵と敵の住む建物だけだと主張。


『進撃の巨人』25巻より

エレンを指差し戦えと示しているとも言う。

しかし、ジャン(左)は納得はしない。

※右がフロック

そのエレンにミカサは諭すように言う。

あなたは自分が何をしたのかわかっているのか?

民間人を殺し子供も殺し、もう取り返しがつかないとミカサは泣きそうになっている。

そんなミカサにエレンは「戦槌」との戦闘は終ってないと告げる。

ミカサはそんなはずは無いと驚きを隠せない。

すると「戦槌」は持っていたハンマーをボウガン状に変化させエレンめがけて打ってきた。

ミカサはすかさずエレンを本体から引き剥がし立体起動でこれを回避。

エレンが「戦槌」攻略に何かつかんだようでミカサに注意の引き付け役を頼む。

一方、ウドを抱えて病院にやってきたコルトとガビ。

病院は負傷者でごったがえしていてウドを診てもらうこともできず・・・

そうしているうちにウドは亡くなってしまう・・・

コルトはガビに家族のもとへ帰れという。

自身は弟であるファルコを探しに行くというがガビは気持ちはそれで治まらない

ゾフィアとウドが死んでしまった。

なぜこんなことになっているかわからないとガビが戦場になっている広場に戻ろうとする。

すると途中にいたマーレの兵たちに私も戦うと志願するが、その先から兵たちはどんどんと殺されていく。

ガビのそばにいた兵士も銃で撃たれる。

撃ったのはサシャだったがさすがに子供のガビは撃てない。

通路を火の海にして封鎖したコニーが合流してきて2人は立体起動でその場を去る。

その場を去る際に“明かり”を設置していく。

ガビはそれをただ見ることしかできない・・・

が、そばにあった銃に自然と手が伸びてゆく。

両者相まみえる

“明かり”の設置を終えたコニーとサシャはジャンたちのもとへ合流した。

コニーがジャンに作戦は順調かを聞くと目下に見える「戦槌」を時間までに無力化できればと返答。

その「戦槌」にはミカサの攻防が冴え渡る。

「戦槌」がミカサに苦戦している間にその様子を観察していたエレンは「謎解き」を完了していた。

普通、巨人化するのはうなじから形成されていく。

「戦槌」が巨人化したのは足元からだった。

「戦槌」の体から後方にコードのように伸びているそれはステージ中央の地面の中に続いていた。

つまり、本体は別の場所にある。

そのコードの先めがけてエレンは再び巨人化!


『進撃の巨人』第25巻より

地中にいる水晶化されたヴィリー妹をつかみ上げそこから伸びるコードを引きちぎる。

すると「戦槌」は電気の供給源がなくなったかのように倒れ沈黙。

エレンは水晶化したヴィリー妹を食おうとする。

と、その瞬間を狙っていたガリアードの「顎(あぎと)の巨人」(以下、「顎」)がエレンのうなじに襲い掛かる

始祖奪還だと意気込むも「顎」の口に何かが切り裂く。

そのせいでうなじを噛み切れない・・・

やったのはリヴィアだった。

これはまずいと慌てて逃げるガリアードに次々と襲い掛かるパラディ島の戦士たち。

彼らの立体起動の攻撃に巨人の力が通じないガリアードが戦慄する。

とどめかと思われた瞬間、向こうの建物の屋上から無数の砲撃が戦士たちを無力化。

砲撃の正体は「車力の巨人」ピークとその頭に乗るパンツァー隊だった!

この間に「顎」は体勢を立て直す。

エレンはその様子を見ていると水晶化されたヴィリー妹から下にまた何かが伸びている!

気づくやいなや復活した「戦槌」が地面から「進撃」を攻撃!!

無数の硬質化物質の攻撃でエレンは串刺しにされてしまう。

パラディ島戦士たちとエレンが有利に進めたいたはずの戦闘は雲行きが怪しくなる。

それに追い討ちを掛けるかのように「獣の巨人」ジークが登場する。

マーレ軍の目に輝きが戻る。

そして、ガビは銃を持ちながら、

殺してやる!! エレン!!イェーガー!!

と広場をめざし走る目は狂気に満ちあふれていた。

舞台は整った。

ジーク:逃すな 殲滅しろ

リヴァイ:死ぬな 生き延びろ

互いのリーダーの思いとともにさらなる戦闘が始まる。

スポンサーリンク

『進撃の巨人』第25巻の感想と解説

先に言っておきます。

ピークとガリアードをはめた兵士は誰なのか?

風貌からジャンでもコニーでもないと思いますがわかりません。

また、なぜ明かりを設置しているのかについて空からアルミンの「超大型巨人」が降ってくる説が有力でした。

が、これは違っていたことが判明してますがまだ目的が不明です。

明かりを設置する前にコニーが周辺の道に火柱を立てて封鎖している様子があります。

これは民間人を近づけないためかなと考えています。

が、そこまでで思考停止。

これらに関しては物語が進まないと判断できませんのでどうぞご理解ください。

25巻の感想

これまでの24冊はこの100話の演説を盛り上がるためにあったのかという25巻に感じました。

なのでやっぱり『進撃の巨人』は前巻までの内容をしっかり理解していないと25巻の感じ方は人によって全く変わってくるでしょう。

そして、読み終えて一番に感じたことが

エレンのそこまで(民間人殺害など)してつらぬく駆逐なのか?

と、第二のエレンが生まれてしまったのではないか?ということです。

第二のエレンとはまさにガビのことです。

今回、エレンのせいで目の前でゾフィアとウドが死にました。

そしてそのほかにも大勢ガビの前で亡くなっていきその光景はまさに地獄絵図でした。

復讐が復讐を呼ぶ典型的な形になってしまいました。

んで、エレンのつらぬく駆逐はもうエレンだけのものではないでしょう。

それは下でも少し解説してますがエレンにはクルーガーの記憶があります。

そして、父であるグリシャのも。

もっと言うと「進撃の巨人」の継承により過去の悲しみや憎しみの記憶はどんどん増しているはずです。

中でもクルーガーの記憶は色濃く今も頭によぎっているのではないかと思います。

現にこれまでその名でマーレを偽っていたのですから。

だから、もうエレンだけの駆逐じゃないんだと思います。

ライナーに(殺しにきたのだろ?と)問われたときにそんな個人の復讐なんて忘れていたのです。

どちらにせよエレンは民間人も罪もない子供もその手にかけてしまいました。

もう引き返せないのです。

自分でもどうしようもないのです。


『進撃の巨人』25巻より

ライナーに言った「多分、生まれたときからこうなんだ」はそういうことなんだと思います。

直後に言う「オレは進み続ける」は「進撃の巨人」の力の呪縛なのかもしれません。

僕にとってこの物語はもう幸せの結末なんてないのだろうと改めて思えた25巻でした。

以下で気になった部分の解説をしていきます↓

裁いてほしかった?

今回の冒頭で24巻で出てきたおじさんの自殺についてベルトルトのセリフがライナーの頭をよぎります。

誰かに 裁いてほしかったんじゃないかな

エレンとの再会に驚くあまり出てきた記憶です。

しかし、なぜその記憶なのか?

それについて、おじさんは自殺ではなくライナーが殺していたと考える説↓


shingekinさんのチャンネルより

本編のライナーのセリフでエレンに「俺を殺してくれ」「もう消えたい」と言っています。

世界を救うために手を血で染めた過去。

オレのせいで家族を奪われたエレンがついに自分を裁きにきたのではないか?

それを匂わすエレンの過去のセリフに怯えていましたね。

消えたいと思いながら死ぬのはやはり怖い。

つまり、ライナーはついに自分が裁かれると恐怖したからこそ思い出した記憶だったのではないでしょうか?

アズマビト家のキヨミとは?

地味に興味がひかれるのはこのヒィズル国アズマビト家のキヨミです。

24巻では式典の前日のパーティーでウドにワインをかけられ着物を汚されてしまいます。

そのときエルディア人であるウドが責められないようににこのことを隠しています

また今回の巻でも、

式典演説前のヴィリーを訪ねたあと、意味深な顔つきでレベリオを離れています。

少なくともエルディア人の敵ではなさそうです。

では、この人物はなんなのか?

一説にキヨミはクルーガーとつながっていたというものがあります↓


考察兵団モブリット・ガスバーナーさんのチャンネルより

もしそうであれば興味深いつながりが見えてきます。

それは『進撃の巨人』第1話でエレンに「いってらっしゃい」と言った人物がキヨミである可能性が強くなるからです。

1話でのエレンの夢はクルーガーの人生?↓


shingekinさんのチャンネルより

つまり、キヨミとは過去クルーガーとはミカサのような存在ではないか?

ということです。

ガスバーナーさんの別動画ではヒィズル国とマーレが敵対していたという考察もしています。

そうなると余計にエルディア側につく理由になると思われます。

24巻の“家”について答えあわせ

僕の24巻の記事にマガトの言う用語について解説しています。

それが以下↓

  • 家 → マーレ軍

老朽化が深刻といっていましたがこれはマーレの上の人間。

ここは当たっていたと思います。

  • ネズミ → エレン

今回、25巻を読んでいて少し違和感を感じていました。

ヴィリーは馬車の中でマガトにこう言っている部分があります。

「パラディ島勢力の協力者の影だが・・・ その実態が掴めないままでいる・・・」

演説中、脅威はエレンとはっきり言っているのにも関わらずこう言っていたのです。

なのでネズミとはエレン+他にもいたと考えられます。

もしくはエレンは省いていいかもです。

  • 使える柱 → ジーク

ここはジークとしていましたが大丈夫だと思います。

しかし、ここでもマガトのセリフに“その者共”とあります。

見落としていました。

他(例えばピーク)にもいるでしょう。

ちなみにジークはエレンをマーレ側に引き込もうとしてるかもと書きました。

しかし、これはなのかも知れません。

これを語るには26巻以降の話が必要なのでここまでにしておきます。

戦槌の巨人について

今回、ついに「戦槌の巨人」が現れました。

その能力は今までの巨人の力とは少し違っているように感じます。

それをまとめたshingekinさんの動画をかります↓


shingekinさんのチャンネルより

  • 水晶で身を覆い巨人体を離れたところから操れる
  • ハンマー以外にもいろいろな形状の武器を作り出せる
  • 武器になる硬質物質の性能も変えられる(ボウガンのように)

「戦槌」の能力はやはり他の巨人より1段上の攻撃力が備わっているように思えます。

ただし、今回のようにからくりがバレれてそこを突かれると一気にピンチになるというのは否定できませんね。

今のエレンの立場

エレンは久しぶりにミカサたちに再会しました。

そのミカサは再会の言葉は“帰ってきて”でした。

この言葉からエレンがほぼパラディ島勢力としては独断の行動をとっていたことがわかると思います。

感想のところでも言ったようにエレンはもう純粋なエレンではありません。

今回のような単独任務をリヴァイあたりは認めなったんじゃないでしょうか?

多分、ミカサは大反対したでしょう。


『進撃の巨人』25巻より

しかし、今回のエレンによる大量虐殺でもわかる通りもう進むしかないのです。

それはもう本能のように「進撃」の呪縛に取り付かれています。

上官の命令をけってでも遂行した今回の行動にパラディ島勢力としてもエレンの取り扱いには頭を悩ませたでしょう。

まさにクラスの中で浮いた存在みたいな感じでしょうか。

それでもエレンはファルコを使って手紙を送っていたことで今回の襲撃を足並みをそろえることができました。

仲間と決裂しているわけではありませんよね。

ただ、今後も仲間も読者も予想するような感じではなく斜め上に行動する気がしてなりません。

25巻のまとめ

今回も実はこれでも説明が足りてません。

いい加減長いのでこのへんでまとめます。

その前に、今回もパリピカツオコッボチャンと言葉が隠されています。

まだ見つけていないひとは探すのも面白いでしょう。

今回を一言でいうとエレンによる「理解はしているが駆逐はする」と言った感じでしょうか。

整理します↓

  • ヴィリーによる演説

偽りのエルディアと世界の歴史

本当の歴史とタイバー家の嘘の告白

必要以上のエレン脅威論

  • それに乗っかるエレン

自らその脅威論を現実化させる

ガビが第二のエレンになる

  • 決死のマーレ軍

「戦槌」は時間の問題?

巨人の力があってもやや不利?

ジーク登場で形成逆転か?

気になるのはライナーとファルコの生存です。

どうなっていることやら・・・

『進撃の巨人』第26巻へ

あらすじでは省きましたが、今回アニの父親が出ていました。

そして生きて帰ってくると約束したとも言っています。

ネットではいろいろな考察のもとアニがそろそろ再登場するのでは!?

と言われ始めています。

あとサシャはガビに撃たれて死ぬとも言われていますね。

それと次回以降はジークの動きに要注意です!

パラディ島戦士たち VS マーレの戦士たち の行方は!?

『進撃の巨人』第26巻の発売は

2018年8月9日(木)になります。

それでは26巻でまた会いましょう!

おわり

スポンサーリンク

今回も『進撃の巨人』25巻の限定版はアニ外伝

上でも書いたようにこれだけアニにクローズアップしているなら再登場は規定路線か?

予告動画↓


ボンボンTVのチャンネルより

 - マンガ , , ,